続けるということ
2016 / 07 / 02 ( Sat )
ひとつのことを続けていくって、
相当な覚悟が必要で、
それってものすごく大変なことなんだよなーということがありました。


先日ユメの部活の緊急保護者会がありまして。

なんだろうと思って行ってみると、
マーチングをこのまま続けていくか否か、
という学校側と保護者の協議会でした。

これまでの経緯をざっと説明すると、
ユメの中学の吹奏楽部は、
座奏(舞台でよく見る座って演奏するやつ)と、
マーチング(福岡では精華女子が有名。楽器持って隊形移動するやつ)を
ここ数年はやってきていました。

通常の公立の中学なら、
座奏だけのところがほとんどで、
県内でもマーチングをしている中学はごく限られた数です。

今年の3月まで在任していた前顧問は、
先生自身が吹奏楽をずっとやってこられ、
マーチングの指導資格も持っている方だったので、
ユメの中学でも赴任2年目からマーチングを始め、
いまでは九州大会に行くほどの実力に育て上げました。

ただ学校の先生には異動がつきもので。
5年在籍ののち、今年度は別の中学へ。

結果、マーチングを指導できる先生はいなくなってしまいました。

4月からは、前年度から引き続きの先生1名、
今年度から新しく吹奏楽部の顧問に変わってくれた先生2名の、
3名体制でスタート。

前年度からの引き続きの先生は、
去年から関わってくれているので、
マーチングについても多少知識はあり。

他2名の先生は、座奏ならOKだけど、マーチングは無理、ということ。

そんな状況の中で、今年度の吹奏楽部の活動をどうしていくか、
本来ならもっと早くに話し合っておくべきだったんだよね。

新年度になってきちんと保護者、学校、子どもを交えて話し合いがないまま、
先生と子どもたちの間でなんとなくどうしたいか話して、
当然子どもたちはこれまでやってきたマーチングを続けたいというし、
それならばと、保護者は協力して外部指導者もつけてあげて、
その結果、先日の大会で九州大会への切符を手にしました。

ここで問題発生。

その外部講師っていうのが、当然タダではなくて。

決して安い金額ではないのよね。

その資金をどこから捻出するかって言ったら、毎月の部費。

今の部費では実はもうぎりぎりで、
これからずっと続けていくってなるとなかなか厳しいのが現状。

これを踏まえて、
今後どうしていきましょうか?という話し合いだったのです。


50人近くの部員(保護者)がいれば、当然考え方も様々で、
マーチングって華やかで、見ててもすごく面白いから、
保護者も楽しんでいる人は多く、このまま続けさせたい、
子どもがやりたいって言うなら応援したいという人もいるし、
座奏とマーチングの二刀流はどちらも中途半端だから、
これを機にマーチングはやめて座奏に専念したほうがいいという意見あり。
子どもたちを見てると、
体力的にきつそうだからマーチングは厳しいんじゃないか、
昨年1年間は本番も多く、
土日もほとんど休みがなくてかわいそうだった、とか。
まず、マーチングの大会に出場申し込みをする前に、
こういう機会を設けてほしかったという人もいた。

マーチングがやりたくて入部した子もいるし、
逆にマーチングがあるために部費が高くて、
入部を断念した子もいる。

100%の意見をまとめて、
みんなが納得する結論なんてないんだろうけど、
指導できる顧問はいない、
(動きを合わせるためには広い体育館が必要なので)練習場所は限られている、
外部講師を頼むには資金が必要、
ということで、当然なんだけど、
マーチングはこれを機にやめる、という流れになりました。

続けさせたいけど、
それは親も子どもも相当な覚悟がいる。

練習は正直きついし、休みないし、お金もかかるし、
車出しもしなきゃいけないし、会場借りるのも奔走しなきゃいけないし、
それに賛同してくれる保護者がどれだけいるかって話だよね。

学校側も、
そこまで負担をかけてマーチングを続けていくことに難色を示していて、
異動していった先生がいたからこそできたことで、
いなくなった時点でやめる方向性を打ち出せばよかったんだけど、
気づいた時にはすでに遅しで、九州大会進出を決めていたとのこと。

なのでマーチングは九州大会でいったん区切りをつけて、
それ以降は座奏に専念するほうが、
これからも長く吹奏楽部を続けていく道なんじゃないか、と。


なんだか切ないよね。

子どもたちは一生懸命練習して、
その結果金賞、九州大会進出を決めたのに、
いわば大人の都合でやめなければいけない方向になって。

そもそも始めたのだって大人の都合だもんね。

前顧問を悪く言うわけではないけど、
部活なんて顧問次第ってことだもんね。


練習がきついのも、土日つぶれて休みがないのも、
今しかできないことだからわたしはいいかなーと思うんだけど、
現実問題お金のことが絡むと、
うちはいいけど、それをすべての家庭に強制するわけにはいかなくて。
入部した時点で決まっていることなら納得もできるだろうけど、
こんなふうに選択できる機会が与えられてしまうと、
やっぱり安易な方向に流れてしまうのが人間の性ってもの。


ただ今回お願いしたことは、
主役は子どもたちで、がんばっているのは子どもたちなんだから、
今こうやってやめる方向に流れてはいるけど、
子どもたちにも話を聞く機会を持ってほしい、
子どもたちにも意見を吐き出せる場を作ってほしい、
それを受けて、慎重に時期を見極めて、
やめることを子どもたちに伝えてほしい、ということ。

なので、緊急保護者会の内容(結果)は子どもたちには伝えない。
マーチングを続けるかどうかの話し合いだったけど、
結論は出なかったよ、という口裏合わせをして解散しました。


ユメちゃんにとっては、これもひとつの人生経験だね。

今はすごく部活に打ち込んでいて、
マーチングもがんばっていて、のめりこんでいるけど、
そのやる気を削ぐような結論が待っていることを母は知っています・・・


支えてあげなきゃな。
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